欲望とファサードと看板
群馬県高崎市の「あなたの街の看板屋さん」未来社のMです
サムネ画像からお越しの Wes Anderson 監督ファンのみなさま、申し訳ございません。映画「Grand Budapest Hotel」の話題ではありません。
前回、「ブランディングとファサードと看板」を掲載いたしました。
高級ブランドを愛するみなさまは「欲」の中でも「物欲」が占める(だけじゃないことは理解しておりますが、ここでは言及は割愛)と思います。
飲食店などの「食欲」にまつわる話題も何回か登場しています。
で今回は・・・ずばり「○欲」の話題でございます。
ラブホテルの現状と将来
現状
二極化の進行
ラブホテル業界は「4号営業ホテル」と「新法営業ホテル」に分かれ、それぞれ異なる客層をターゲットにしています。従来型の「4号営業ホテル」は不倫カップルや風俗利用者に需要がありますが、若いカップルには女性目線を重視した洗練された「新法営業ホテル」が人気を集めています。
観光客需要の増加
訪日外国人観光客の増加に伴い、ラブホテルが宿泊施設として選ばれるケースが増えています。特に都心部では、シティホテル不足を補完する形でラブホテルが利用され、客単価が上昇しています。
女性向けマーケティング
ラブホテルは「セックス施設」から「非日常空間」へとイメージを転換しつつあります。女子会や女性同士の利用を促進するため、内装やサービスの充実に注力する施設も増えています。
規制と課題
風俗営業法による厳しい規制や少子高齢化による国内需要の縮小が業界全体の課題となっています。また、新紙幣対応の自動精算機導入など、設備投資負担も一部で問題視されています。
将来の展望
競争激化と差別化
業界内で競争が激化する中、独自のデザインやサービスを提供することで他社との差別化が求められます。また、観光客向けサービスの拡充や多言語対応も重要です。
人口動態と需要変化
少子高齢化による国内需要減少が予想される一方で、インバウンド需要は引き続き成長が期待されています。特に外国人観光客向けに特化したビジネスモデルが重要となるでしょう.
テクノロジーと持続可能性
環境配慮型ビジネスモデルやテクノロジー活用(例:スマートチェックインシステム)など、新しい取り組みが業界成長を後押しすると見られています.
ラブホテル業界は、多様なニーズへの対応と変化への適応能力が今後の成長の鍵となります。
多角経営をなさっているクライアント様もホテルの廃業いたしました。
「普通の求人情報誌などでは掲載を断られてしまうためスタッフが補充できない」のが理由と聞きました。いろいろ厳しい状況のようですね。
今回の画像はすべて Francois Prost 氏の撮影です。
「Shogun」を観ると感じる異国感はなんのでしょう?
「よそ者の目」は客観的に見るとは異なる意味合いを持ち、なにか日常を一瞬でフィルターをかけてしまうようなマジックがございます。そんな訳で、今回はちょっとフィルターをかけたい話題なのでよそ者の目でご紹介します。
子供の頃から意外と身近なものでしたから、また違う「よそ者の視線」で改めて眺めてみると面白いものですね。
コンサルが言いそうな「違う視点、よそ者の視点」も大切なことが理解できます。
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