2025年、AIによるパーソナライズは人類の明るい未来か?

 
群馬県高崎市の「あなたの街の看板屋さん」未来社の"M"です

AIによるパーソナライズで明るい未来になるの?

新聞の定期購読は遥か前にやめ、大画面でないテレビはなんとなく調子悪いままになっていて、飲み屋にも行かないのでくだらない噂話を耳にすることもなく、気付けば情報源はスマホ・PCのネットのみになってしまった筆者です。

2025 年、人工知能が私たちの生活にしっかりと根付いていることは明らかです。AI はもはや未来的な概念ではなく、今や私たちの仕事、生活、世界との関わり方を形作る現実のものとなっています。

私たちの仕事、生活、世界との関わり方は確実にAIによりパーソナライズされ、受ける情報が極端に偏りが生まれています
ECショップの広告の出現を例にとれば、みなさん「そうそう、〇〇の広告ばかり出て来て草」と直ちに共感してくれると思います、ニュースまとめサイトも「おまえ、この話題に興味あるでしょ」的なニュースタイトルが並んで困惑します。

はたして、AIによるパーソナライズはあなたにとってバラ色の夢のある未来なのでしょうか?二つの例で正誤を考えてみたいと思います。

AI パーソナルトレーナーを備えたホームジム

本当の魅力は、パーソナルトレーナーという概念をはるかに精密なものに変えた AI 駆動機能にあります。フォームを導くために推測や自信のなさに頼るのではなく、このシステムは高度な AI カメラを使用して、身体のすべての動きを追跡します。トレーニングを開始するとすぐに、17 個の重要な骨格ポイントを分析し、リアルタイムのフィードバックを提供します。それは奇妙な安心感をもたらします。まるで、集中力を切らしたり、リズムを逃したりしないトレーナーがいるかのように、身体に負担をかけずに、すべての反復を最大限に活用できるようにします。最も良い点は、トレーニング機器内に存在するため、必要なときにいつでも利用でき、追加費用がかからないことです。

オンラインでランダムなワークアウト ビデオを何時間も繰り返し見てきた人にとって、このレベルのパーソナライゼーションは画期的です。AEKE K1 のクラス ライブラリの多様性により、単調なエクササイズのループに陥ることはありません。ある日はピラティスのルーチンをスムーズにこなし、次の日は筋力トレーニングで限界に挑戦することができます。ニーズを予測し、それに応じて調整するバーチャル コーチがいると、本質的に満足感があります。280 種類の動作と 140 種類以上のコースを備えた AEKE K1 は、筋力強化から有酸素運動、ピラティス、ヨガ、減量など、あらゆるものを包括的にカバーし、上半身、下半身、体幹など全身の筋肉群を鍛えます。これらはすべて、プロの権威ある認定を受けた上級コーチの協力のもとで行われます。



正しいパーソナライズだと考えます。
人間は怠惰な生き物です。筆者などはその中でもかなり深刻な状態の怠惰な生き物ですが、健康に対してのスタンスはかなり低いもののこういったパーソナライズであれば、三日坊主に陥る確率は低くなると思います。

AI 駆動型パーソナルデバイス

スマート グラスは、次のフロンティアとして浮上しています。Apple や Google などの企業、そしてLooktechや Even Realities などの新興ブランドは、リアルタイム翻訳、ナビゲーション、拡張現実でウェアラブルを再定義しようとしています。

便利そうですね。人前で「Hey! Memo!」と叫ぶ勇気のある方と、メニューが読めない高級フレンチに通える方々にとっては・・・



パーソナライズというよりはプライバシーの問題まで踏み込んだ議論となりそうですが、2025年に語る未来という感じはあまりいたしません。
これもできて便利です。あれもできて便利です。というのは既視感が強く、衰退した日本の家電メーカーのかつての謳い文句のようですね。

さて、パーソナライズされた持ち主のデータは、どの程度持ち主の行動を左右するのでしょう。映像はドライブレコーダー的な証拠として残るだけでなく、この日・この時間・ここに訪れた人は「性別:男」で「だいたいどこどこに住んで」いて「カード情報から年収はどのくらい」といったデータを吸い上げられ、嗜好はこうだからと「次の消費を指示」されます。

データとしては、よりパーソナライズされたものほど価値がありますから、パーソナライズ=プライバシーと言っても過言ではありません。
身につける「消費の誘導デバイス」が増えるだけなどというと身も蓋もありませんが、事実です。

いまさら「マイナンバーカードはいかん!」などと言っている方々のパーソナライズされた情報もどんどん吸い上げられています。
スマホを持っているだけでビッグデータを提供している昨今ですから、そこに明るい未来はあるの?という最初の問いになる訳です。

みなさんは明るい未来を信じますか?
"M"

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