その看板(の向き)大丈夫ですか?

 
群馬県高崎市の「あなたの街の看板屋さん」未来社のHMです。

街を歩いていて、なんでこうなるの?的なサイン・看板に出会したことはありませんか?
「地図を読めない女と話を聞かない男」に象徴される事例、「理解度が低いので仕方ない」「ここに書いてあるでしょ」的なお話しではなく、そもそもこれではわからないよ、といったサインや看板が稀に存在します。

「やらかしてしまう事例」を簡単に単純に、これから不定期にお送りできれば思います。わかりやすいよう説明できるように努めますのでお付き合いください。
コメントいただければ、修正・加筆していきますのでよろしくお願いいたします.

案内サインの向き

1ー正解


設置する場所とサインの向きに整合性があり優等生な答えです。

2ーよくある間違い

見る方を悩ましてはいけません
 
いつも見る方の首が傾いていまいます
 
2重の間違いをしています

地図を一つしか作成しないで、場所も向きも無視して設置された例です。
「東西南北にあわせたマップです。」「この配置の地図がみなさまに馴染みのある形です」「配置図がヨコ長なので、タテに設置できない」「いざ設置する際に急遽設置する向きが変わった」などさまざまな言い訳がありますが、見る人がわかることが案内サインの最優先される条件です。

これからも「看板」「サイン」に関してお話しできれば思っています。
HM


案内サインの間違いについて、具体的な例を以下に示します。

案内サインの誤りの具体例

 位置の誤り: ある案内サインが誤った場所に設置されているケースがあります。例えば、横浜市のみなとみらい駅前や元町・中華街駅前の案内サインに誤りがあり、これらは事業説明資料の修正対象となりました。

 視認性の問題: 案内サインの文字サイズやフォントが不適切で、視認性に問題がある場合があります。特に、視力0.5の人が25mから視認するためには、日本語の文字高さが100mm必要とされていますが、この基準が守られていないことがあります。

 多言語対応の不備: 多言語表示において、翻訳の統一性が欠けている場合や、スペースの制約から情報量が制限されることがあります。これにより、外国語表記が不十分であったり、情報が把握しづらくなることがあります。

 ピクトグラムの不適切な使用: 地下鉄と路面電車で同じピクトグラムを使用するなど、誤解を招く場合があります。このような場合は、ピクトグラムを充実させることが望まれています。

これらの問題は、案内サインの設置や管理において重要な課題となっており、改善が求められています。

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