親切なパソコン、超便利?大きなお世話?

群馬県高崎市の「あなたの街の看板屋さん」未来社の中の人HMです。
先日、やらかした事件を報告します。

行政へデータを送る際、「3MB制限」があります。2MBの容量の画像を3枚送る際には、1枚づつ3通メールを送る必要があります。
今、笑ったあなた! 行政のパソコンはUSBを指すことすらできませんし、クラウドサービスからのダウンロードも許可されていないのですよ。
気の利いた職員の方は「個人メールアドレス宛に送ってください」と提案していただけますが、解像度を落としたり、PDFを圧縮しまくったりと対応が大変なのです。

で、メールを3通作成します。宛先アドレスは全て同じ…のはずでした…

1通目、「n」と入力、note01@何某.jp OK
2通目、「n」と入力、note01@何某.jp OK
3通目、「n」と入力、note02@何某.jp OK

気付きましたか? 同時に3通も同じアドレスには送らないでしょ!とパソコンさんは親切にも違うアドレスを提案してきてました。ボンクラな私はそのまま送信
 note01@何某.jpからは「メールが届かないんですけど・・・」
 私「おかしいですね、送信済みになっています」で大混乱
翌日、note02@何某.jpさんから「関係ないメール来てるよ」で一件落着

Wordの「大きなお世話」機能もウザいですが、今回も「小さな親切、大きなお世話」な機能です。
(「n」と入力するだけで候補が出てくるのは超便利ですが・・・)
 

モニタが透明のノートパソコン メーカーもまだ売る気はないようです Lenovo reveals "industry's first" laptop with transparent display

「超便利」と「大きなお世話」の壁ってどこでしょう

技術の進化は日々目覚ましく、私たちの生活を豊かにする一方で、時には「不要」と感じられる技術も存在します。「大きなお世話(不要)な技術」とは、必ずしもその技術自体が無価値であるという意味ではありません。
むしろ、それが現状のニーズに合致していない、あるいは過剰な機能を持ちすぎているために、実際の利用価値が低いと感じられる技術を指すと考えます。

例を挙げれば、過剰なスマートデバイスです。近年、スマートデバイスは多様化し、冷蔵庫やトースターなどの家電製品にもインターネット接続機能などが搭載されています。売り場では魅力的に見えても、これらの機能が本当に必要かどうか疑問視されます。
最新のオーブンレンジなどにも高機能のものが多くて、前面にボタンがずらりと並んだりしてます。料理名を押すだけで…といった機能。使えば便利なのでしょうがが、大多数の方は数多くのボタンに触れることなく、手動で行う方が簡単で早いと感じているのではないでしょうか。
我が家では「レンジ機能の壊れたオーブン」「電子レンジ」「トースター」が横一列に並んでいます。シンプル・イズ・ベスト 単機能製品ウエルカムです。

 


TVが透明である必要性は感じない でも看板屋さんとしては興味津々 LG reveals "world's first" wireless transparent OLED TV

すごい技術だし、必要とされる場面もあるとは理解するが私には不要
LG Display develops stretchable screen capable of expanding 50 percent

AIさんに訊いた「技術の過剰進化」はなぜ起こる?

これは技術が進化する中で、ユーザーのニーズを超えて過剰に発展してしまうことが原因です。
これは特にスマートフォンやパソコンなどの分野で顕著です。毎年新しいモデルが登場し、わずかな性能向上や新機能が追加されますが、多くの場合、それらは日常的な使用には過剰であり、旧モデルでも十分な性能を持つことがあります。

不要な技術が生まれる理由

  • 競争と差別化: 企業間の競争が激化する中で、新しい機能を追加することで差別化を図ろうとする動きがあります。

  • 消費者の期待:消費者は常に新しいものを求める傾向があります。そのため、企業は常に新製品を開発し続けるプレッシャーを感じています。

  • 技術者の創造性:技術者たちは新しいアイデアを試したいという欲求を持っています。その結果、生産された技術が必ずしも市場ニーズに合致しないこともあります。

不要な技術との向き合い方

不要な技術が存在することは避けられない現実ですが、それに対処する方法もあります。消費者としては、自分にとって本当に必要な機能や製品を見極めることが重要です。また、企業側も市場調査やユーザーフィードバックを活用して、本当に価値のある製品開発に注力することが求められます。

結論

不要な技術は、一見無駄に思えるかもしれませんが、その背後には多くの学びと進化の可能性があります。重要なのは、それらをただ否定するのではなく、どのように活用し、本当に価値あるものへと昇華させていくかという視点です。技術と人間との関係性を再考し、より良い未来を築いていくための一助となることを願っています。

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