運も何とかの内
わりい おれ死んだ(中略)なははは やっぱ生きてた もうけっ
群馬県高崎市の「あなたの街の看板屋さん」未来社の営業のRYOです。
未来社は行政との関わりも大事にしつつ、日々の仕事をこなしています。
地元高崎市の指名競争入札にもお声がけしていただき、しばしば参加させていただいております。
案件によって思い入れも異なり、どうしてもこの仕事はやってみたいという案件も正直あります。
ですが入札とは無慈悲なもので端的に言うと「金額勝負」。
仕入れはとことん抑えた上で、どれだけ身(粗利)を削れるかが勝負の鍵となってくるのです。
そして何より重要なこと……案件には算出された予定価格が決まっているのですが、それと同時に計算式により最低価格も決まっています。
最低価格を下回る額で提出すると、その時点で失格となります。(※最低価格の計算方法は地域によって異なります)
つまり、最低価格を想定し近い価格もしくはぴったりで出せれば、その案件の落札の可能性はかなり高まります。
・・・と思いきや、想定した最低価格に近い同額で提出した会社が2社以上あることが実際にたびたびあるのです。
その場合、落札者を決めるのは『あみだくじ』……
つまり、己の持ち運での勝負となってくるのです。
(※この場合の選考方法もおそらく地域によって異なります)
そして、私はこの勝負によくぶち当たっています。
この1年の間で、およそ4、5回このような運勝負になったかなと記憶しています。
相手は1社か、あるいは2社か。確率は50%ないし33.3%。5回もやっていれば1、2回は落札できている確率です。
……さて、わざわざこうして前フリみたいに記事にしている時点で、結果はお察しかと思います。
これって呪いなのでしょうか。どこかでお祓いすれば運気って戻ってくるものなのでしょうか。
そういえばある日母親が言っていました。「お前今年大殺界だからねぇ~」と。軽い感じで言うなそんなこと。
RYO
入札制度には主に一般競争入札と指名競争入札の2つの形式があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
一般競争入札
一般競争入札は、入札参加資格を満たせば誰でも参加できる方式です。
メリット
公平性と機会均等が確保される
透明性が高く、公金の使途を公表できる
低価格での契約が可能で、税金の出費を抑えられる
企業規模を問わず参加できる
デメリット
手続きが煩雑で時間と労力がかかる
質の確保が難しい場合がある
過度な価格競争により利益率が悪化するリスクがある
実績のない事業者が落札し、事業失敗のリスクがある
指名競争入札
指名競争入札は、発注者が指名した事業者のみが参加できる方式です。
メリット
落札の可能性が比較的高い
価格競争になりにくい
発注者との長期的な関係構築が可能
デメリット
指名されないと参加できない
透明性や公正性が一般競争入札より低い
新規参入が難しい
入札制度は公平性や透明性を確保しつつ、効率的な契約を目指す仕組みですが、競争の激化や質の確保など課題もあります。今後は、メリットを活かしつつデメリットを軽減する方向で、総合評価方式の導入など制度の改善が進められていくと考えられます